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ゴビ砂漠縦断ふむふむツアー!! <Mongolia>
2008年6月15日〜7月4日 |
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世界一周旅行 中国・モンゴル編
ゴビ砂漠縦断爆走ツアー!!
>>雲南省から北京へ!! 少林寺で天下一武闘会?! (2008,6.15〜6.24)
>>モンゴル・ウランバートルへ!! 30時間列車の旅! (2008.6.25〜7.4)
>>ゴビ砂漠縦断ふむふむツアー!!前編 (2008.6.25〜7.4)
>>ゴビ砂漠縦断ふむふむツアー!!後編 (2008.6.25〜7.4)
(この旅行記には友人に頂いた写真も掲載しています。写真をくれたみんな有難う!!) |
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>>東・中央アジアの写真館へ(Photo Gallery Asia)
モンゴルのリンク >>写真館 >>ビール >>食べモノ >>ホテル >>アジアの交通 |
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雲南省から北京へ!! 少林寺で天下一武闘会?! (2008,6.15〜6.24) |
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<北京へ!>
雲南省の田舎を旅して周った後、麗江で一週間ほどのんびりしてたら、中国ビザも残り少なくなってしまい、慌てて昆明から北京に飛ぶことになってしまった。
大理も寄りたかったのに・・・。
っていうか、桂林とか上海なんかも周る予定だったのに・・・。
雲南省居心地良かったからなー♪うっかり、うっかり・・・。
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久しぶりの空の旅は超快適! |
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なんだか懐かしい雰囲気の宿 |
麗江で出会った旅友達と一緒に新しい旅が始まった。
目指すは北京!!そしてモンゴルの大草原へ!!
6月15日
麗江からの夜行バスは、早朝に昆明に到着。すぐにタクシーに飛び乗り、昆明空港へ。
空港で仮眠を取ったら、肯徳基(ケンタッキー)で腹ごしらえ♪
飛行機に乗ったら、あっという間に北京でした。飛行機って、楽っ!!最高っ!!
空港にはニーハオではなくて、洋式で一人ずつ入れるトイレがありましたっ!
しかし、ピカピカのトイレでしたが、便座部分には足跡だらけ・・・。
洋式トイレで、便座の上にしゃがんで、用を足しているようです・・・。
さすがですよ・・・。
北京駅前の人気ユースホステルはスルーして、モンゴル大使館近くの「青年の家旅館」にチェックイン。
全くもって微塵も英語が通じないので苦戦・・・。
何はともあれ、北京到着を祝って北京ビで乾杯♪!>>中国ビールへ
なんだか懐かしい雰囲気の民宿のような宿で、少しほろ酔いになっちゃいました・・・。
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セブンでおでん発見!好焼? |
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激安!激辛!!でも美味い! |
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壁に作った串焼き屋 |
宿の周りのセブンイレブンでは、おでんを発見しました!!「好焼?」って言うみたいです。
もちろん酒のツマミに購入!1つ1〜2元くらい(約20〜30円)でした。物価を考えたら高級です。
そして、地元人でいっぱいだった食堂の酸辣フェン!!
めちゃめちゃ辛いんですが、旨みがあって美味しい!!なぜか、丼にビニール袋というスタイル。
壁に穴を開けて焼く壁串焼き屋でも、おつまみ購入!!
<虫にやられた・・・。>
ほろ酔いになって、気持ちよく寝たはずだったんですが、むむぅー、あまりに痒くて目が覚めました・・・。
体中やられてます・・・・。この後、一睡もできず、廊下の椅子でボケッと、ひとり時間を潰す・・・。
6月16日 モンゴルビザ申請
体中、痒いんですが、モンゴル大使館まで行って、ビザ申請という仕事をこなさねば!!
5日間パスポートを預けて、金曜日の受け取りです。
実は、このパスポートを持ってない状態ってのが、結構面倒なことに・・・。
虫ベッドの他に、ベッドに空きが無いというので、チェックアウトして、駅前の人気ちょい高ユースホステルへ移動することにしました。
しかし、駅前ユースホステルでは、
スタッフ「パスポートは?」
生ビ「モンゴル大使館に預けてあります。コピー持って来ました!」
スタッフ「コピーじゃなくて、パスポートが必要なんです!」
生ビ「だから大使館に預けてあるんですって!!」
スタッフ「パスポートが必要です」
生ビ「じゃー、外で寝ろって言うの?大使館に電話して確認でもしてよっ!」
結局、チェックインできず・・・。
チェックアウトしたばかりの虫ベッドの宿に戻ると・・・、
スタッフ「パスポートは?」
生ビ「モンゴル大使館に預けてあります。」
スタッフ「・・・・・・」
生ビ「・・・・・・・」
「をいをい・・・」
スタッフ「・・・・・パスポ・・」
生ビ「コラコラ、さっきチェックアウトしたばかりでしょ?コピーだってあるし、だいたい宿帳に全部書いてあるじゃん!!
虫ベッドでいいから、さっさとしろいっ!!」
当然、虫ベッドでは眠れないので、床にソファーのクッション敷いて、寝ました・・・。
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やっと人が落ち着いた車内 |
<初めての硬座>
6月17日
北京から鄭州まで初めて電車に乗りました。
しかも硬座。硬いなんていうけど、ぜんぜん柔らかかったです!!
日本の新幹線と似たようなもんでした。
キップにある指定席まで行くとすでに、人が座ってましたが・・・。
「ココ俺らヨ!どいてどいて!」
と、どいてもらう。
さてバックパックは、どこへ?
と、探しても棚の上は零れ落ちそうなほどバッグが積んである。
しょうがないので、デッキのほうに置こうとすると、しかしそこには中国名物の痰の山・・・。
バックパック痰だらけになるのはイヤだ!
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やっと辿り着いた鄭州駅 |
ちょっと邪魔なんですが足元に置いときました。
やっとの思いで席に着くと、強烈な視線を感じる!!
周りの8人、さらにその向こうの10人、後ろの10人、ジーっと見つめてる。ガン見ですっ!!
一瞬たりとも目をそらさないっ!!ボクがノートを取り出すと、躊躇せずノートを覗き込むし・・・。
なんでだろっ?
一緒に旅してる子がドレッドだからか?オレがピンクのシャツ着てるからか?
座ってる体勢で眠れない僕は、ほぼ眠れず徹夜で過ごしました・・・。
そして、電車は予定より6時間遅れで鄭州に着きました・・・。
8時間で着くところ、6時間遅れなんで、すごい遅れです・・・。
ちなみに、列車のトイレですが、10人前のブツがてんこ盛りになっていました・・・。
<マーラー串最高!!>
6月18日
鄭州に着いたら、まずはおビール!!
北京や雲南省では、見かけなかったビールで、長旅の疲れを癒します。
ビールは程々に、宿探しをせねば・・・。順番が逆のような気もしますが・・・。
スタッフ「パスポートは?」
生ビ「大使館に預けてあるんで、コピー持って来ました!!」
スタッフ「コピーじゃちょっと・・・。」
生ビ「まあまあ、そー言わんと!!いいじゃないですか!!」
スタッフ「すいません」
美人のお姉さん相手に筆談でガムバッたんですが、チェックインできず・・・。
宿泊まれないのかしら?
と心配したんですが、パスポ無しで泊まれるところを無事発見!!
改めて祝杯ですネ!!
鄭州の街をテクテク歩いていると、二七塔という変わった双子塔のそびえる広場に出ました。
広場には屋台がたくさん出ていて、なんだか楽しそうな雰囲気!!いただきまーす♪
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屋台の並ぶ賑やかな広場に出たゾ |
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臭干子?屋台のオジサン |
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臭干子 豆腐のような? |
串焼き屋さんに、おでん屋さん、いろいろな食べ物屋台に、服やガラクタを売る屋台など、賑やかで、みんな楽しそう!
ボクは「臭干子」という不思議な名前の食べ物に挑戦!!
食感は干した豆腐のような、身のしっかりした油揚げというようなカンジ。
ドロリとしたソースは、少し硫黄のような香りがして、焦げたような風味もあり、なるほど「臭」ってのもわかる気がする。
>>中国の食事へ
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若い娘さん達でイッパイの屋台 |
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どれもこれも酒に合うぞぅっ!! |
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ニコニコの気持ちのいい家族と出会った♪ |
鄭州でハマったマーラー串屋台。
日本のおでん屋台のようなモノで、鄭州では女性に大人気のようです!!
ちなみに鄭州の女の子はとても美人ぞろいですヨ!!
マーラー串屋は目の前に、串おでんのようないろんな具材が煮込まれている鍋があって、好きなものを選んで取って、ビールと一緒にバクバク頂く方式です。
この雰囲気が素敵っ!!
ビール1本3元(約45円)、マーラー串1本0.5元(約7円)です!!
飲んで食って、ひとり10元〜15元(約230円)です。
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ライトアップされた双子塔 |
ここでは、優しくて人懐こいお父さんファミリーと仲良しに!!
お父さん喜んで、何度も紙にメッセージを書いてくれました。
「中国へようこそ!!もうすぐオリンピック!」
「中国での滞在を楽しんでね!」
「桜や富士山はきれいですか?」
別れ際には「またね!!朋友(ともだち):振水(お父さんのお名前)」 と書いてくれました!!
友達だって!!嬉しいねー!!
「再見!!God bey !」
とスペルが違ってたのが、お父さんのカワイイトコです。
<クリリンっ!>
6月19日 少林寺
鄭州から少林寺に行ってきました!!
有名な少林寺拳法の少林寺です。
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少林寺境内にある塔林 |
7:30集合8:00発と言ってたが、どぅーせ8時頃行きゃ、ダイジョブだろうと、朝飯に楽しみにしていた蘭州ラーメンを食いに行っちゃった。
美味かった!!
大満足で8時ギリギリに駅に行くと、
「7:30って言ったじゃん!」と言われてしまったが、タクシーでどこかに連れて行ってもらって、ツアーバスに拾ってもらいました。面倒な観光客に対応してくれて、タクシー代まで払ってくれて、いい人達だった。
中国人がこんなに優しいとは!
少林寺が近づいてきたからでしょうか?
バスはいくつか学校の前の通り過ぎたんですが、校庭では生徒達が拳法のような授業を受けています。
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大技を疲労するクリリンっ |
槍を突いたり、サンドバッグ叩いたり、宙返りしたり、とんでもない授業してますからね・・・。
少林寺に着くと、午前中はダラダラと寺めぐり・・・。
完全中国語のガイドはサッパリわかんねーし、もてあまし気味・・・。
午後からツアーの集団と分かれて、少林寺拳法ショーを見に行きました。
かわいらしいクリリンっが大技を疲労してくれました!!
クリリンっは最終的にはカタツムリのようになってしまいます。
戦いの最中にこの技を繰り出してはいけませんっ!!ってことでしょう。
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最終的にはカタツムリになるクリリンっ |
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集中を高めるマッチョクリリンっ |
他にも頭で鉄の棒を割るデブクリリンっ。
針を投げてガラスを貫通させて風船を割るやせマッチョクリリンっなどいます。
独特の構えと呼吸法で、集中力を高めているのでしょうか?
よくは分かりませんが、ソレっぽい動作を見ていると、観客の緊張も高まってきます。
気合の充実したやせマッチョクリリンっは、針を持って、風船を割って見せます。
そして、改めて狙うのは、厚さ1センチほどのガラスの板。
気合と共に針をガラスの板に向かって、投げつけます!!
すると、ありゃりゃビックリっ!!
ガラスの板に直径1センチくらいの穴が開いてますっ!まるで銃で撃ったような穴が!
うーむむむ。
少林寺がスゴイのか。
それとも、針がスゴイのか。
はたまた、ガラスがダメダメなのか。
とにかくブッタまげてしまう技でした。
鍛え上げられた筋肉とは、関係のある技だったんでしょうか?
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ショーの最後はみんなでキメのポーズ! |
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見ててちょっと恥ずかしいくらいキメてくれる。 |
<リアル天下一武闘会>
少林寺の敷地内にある少林寺中学校。
少林寺拳法ショーを堪能して外に出ると、グランドに赤ジャージの群れを発見。
赤ジャージの向こうには、リングが5、6ケ並んでる・・・。
闘ってる・・・。
ぐぉーっ!!クリリンっ達、闘ってるよ!!
ずらぁーっと並んだ闘技場で、みんな闘ってるっ!
リアル天下一武闘会っ!!
なんてアホな学校っ!いや、素敵な学校!!
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赤ジャージのみなさんに混じって |
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リングの上ではボクシングの試合が |
少林寺流運動会なのかな?
ボクシングやテコンドー、刀や槍を使った演武など・・・。
少林寺周辺の学校でも、グランドで槍を突いたり、 サンドバッグ叩いたり、宙返りしたりしてたもんな・・・。
すごいね、ホント。
<北京へ>
少林寺ツアーの解散地点が駅じゃないってことで、ガソリンスタンドから駅までタクシーで行くことになりました。
ツアースタッフがヘルプにサンチェを派遣してくれました。みんなホント親切だ!!
(サンチェというのは同じツアーに参加していた中国人の女の子のことで、「稲中卓球部」に出てたサンチェというキャラに似てたので・・・)
しかし、この親切が裏目に・・・。
ボクらは今夜中に電車に乗って、明日の16時までにモンゴル大使館に行かなくてはならない!
でも駅のキップ売場はディズニーランド張りの混雑・・・。
サンチェは今日の深夜3時発の列車は遅い列車だからと言って、気を使って明日の11時のを買ってくれた・・・。
それじゃダメなのよ・・・。
しかたがないのでキップを払い戻し、再び列に並んで、なんとか4時初の硬臥を買えた。すごい疲れた・・・。
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大混雑の鄭州駅。勝負!! |
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深夜、駅の前には睡眠を取る人々が |
列車まで時間があるので、またまた屋台街のマーラー串屋台で飲み食いして、宿のフロントのソファーで3時まで寝て、列車に飛び乗る!!深夜の駅の前では、チケットを買えなかった人なのか、列車を待つ人なのか、人がイッパイ寝てました。
寝台列車のベッドは快適!!トイレもキレイで快適な旅に!!
<モンゴルビザGET!>
6月20日
北京西駅に14:30到着。
15時過ぎになんとかバスに乗り、バス降りて速攻タクシー拾って、モンゴル大使館のある建国門外大街へ。
16:15頃 なんとかモンゴル大使館に滑り込み、ビザゲット!!やー、ギリギリでした・・・。
その翌日から謎の腹痛に悩まされましたが、モンゴル行きの国際列車の6月24日までは、北京でのんびりです。
一応、行ってみました!!天安門広場。
いやー、広いっ!!それだけか?
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中国人の観光客もドッサリ! |
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寄り添うように歩いて見廻り |
北京で見つけたオモシロ食べ物。
生きたサソリ、トカゲ、何かの幼虫、タツノオトシゴなど串に刺して並べるゲテモノ屋台。
パクリの国中国、オレオのパクリの「黒白黒」、買っちゃいました!!黒白黒のほうを。
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生きたサソリの串刺し |
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オレオのパクり黒白黒(笑) |
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>>上に戻る |
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<モンゴル襲撃!>
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北京→ウランバートルの国際列車 |
朝5時半起き、6時チェックアウトで駅へ!!
同じ宿から日本人4人でモンゴル襲撃だ!!
余裕を持って、早めに出たんだけど、余裕持ちすぎた・・・。
駅の中で、かなり待つハメになっちゃった・・・。
7:45電車は定刻どおり出発。
ここから約30時間の列車の旅。
することがない・・・。
読書、ひまわりの種、昼寝、読書・・・。
しだいに風景も変わっていって、いつの間にか起伏が無くなり、見渡す限りの平坦な世界に入っていました。
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なだらかな丘陵地帯に |
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気づいたらまっ平でした。 |
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二連の小さな食堂にて |
そして、読書、ひまわりの種、昼寝、読書・・・。
20:35 国境の町 二連着
ここでは、出国の手続きと車両の交換が行われます。
というのも、中国側とモンゴル側で線路の幅が違うので、客車を吊るし上げて、土台の車両を交換しなくてはならないのです。
そのため、3時間ほど停車します・・・。
なんとか外に出て、食堂でビール飲みながら食事。
ニコニコのおばちゃんのいる大衆食堂で、餃子なんかをつつきながらグビグビ。暇疲れしていたトコロ、やっと息抜きができました♪
23:50二連発
中国ビザの切れる6月25日ギリギリで中国を脱出し、いよいよモンゴルへ向かいます!!
00:15モンゴル側着
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街角電話屋さん |
入国手続きを済ませます。
01:00モンゴル入国
ZZZZZZZ・・・・。
13:00ウランバートル着
<ウランバトりました!>
6月25日 ウランバトりました
モンゴルの首都ウランバートルにやってきました。
曇りのせいなのか、なんだか暗い街並み。
色味の無い街、ひび割れた道路、ひび割れた建物、基本的に全てのものにヒビが・・・。
なんだか、「社会主義してました!」という街並みが広がる。
うーむむむ・・・、さっさと草原に飛び出そう!!
ウランバートルの町には、電話屋さんがアチコチにいました。
道端にイスに机、机の上に電話機があるだけという電話屋さん。
電話からは電話線が出てないのですが、喋ってる人がいたので、どこかに繋がっているのでしょう・・・。
まずは、モンゴル料理に挑戦!!
モンゴル風やきそばに、モンゴル風餃子のボーズ、そして激安のなんちゃってキャビア。
なんちゃってキャビアは昆布の味のするゼリーと言ったカンジでした。 >>モンゴルの食事へ
そして、チンギスビールにゴビビール!! >>モンゴルビール
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モンゴル風焼そば |
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ボーズ モンゴル風餃子 |
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激安なんちゃってキャビア |
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>>上に戻る |
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<草原へ!>
6月27日
1週間でゴビ砂漠を縦断するモンゴル・ゴビ砂漠ツアーに参加しました。
ツアーでの6泊は全てモンゴルの移動式テントのゲロリ(ゲルのことね)に泊めさせてもらいました。
全体的に羊のにおいのするゲロリ。
ベッドも羊臭でしたが、しだいに気にならなくなっちゃいました。
おそらく食べ物から何から何まで羊臭だったからでしょう・・・。
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1週間命を預けるゴビ号 |
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シートはなんだかゴージャス |
さてさて、いよいよゴビ砂漠縦断ふむふむツアーの始まりです!!
まずは、命を預けるゴビ号に1週間分の食料(昼飯用)と水を積み込みます。
宿のスタッフの事前の話では、草原や砂漠に住む人たちは、野菜を全く食べない(Never ever!!)と強調していたので、にんじんや玉ねぎなど、買い込んで行きます。
しかし、実際には玉ねぎやにんじんくらいは、日常的に食べているようでしたし、畑のある町も通り過ぎました。
ゴビ号は、見た目はボロッちいんですが、中身はなんだかゴージャス!!
テンション上がりまくりで、偶然集まった日本人5人!!ゴビ砂漠に突入!!
モンゴルの首都ウランバートルを出て、南へと向かう。
ウランバートルの町を出て、郊外にある空港を通り過ぎると、 すぐに道路の舗装が無くなり、ガタガタの道になってしまった・・・。
しばらく走るとガタガタ道からさらにそれて、草原へ!!
草原では雨が降ると、アチコチに川ができてしまい、小さな流れは小さな谷を作ってしまうようです。
その小さな谷を、ガッタンっ!!と弾みながら、クルマは進まなければならない・・・。
乗り物に弱い人は無理です・・・。腰が浮き上がり、天井に頭をぶつけることも珍しくありません・・・。
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羊飼いのペーターと出会ったぁっ! |
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羊達に行く手を阻まれる |
草原に入るとすぐに、羊飼いのペーターに遭遇!!
いやっほうい!!と飛び降りて、ヤギや羊の写真をパシャパシャ!!
期待通りの展開にテンション上がりまくりっ!!
上半身裸のペーターの後姿は、なかなか勇ましいものでした。
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泥にはまってスタックした車を助ける |
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ずっぷりと埋まっている車 |
しばらくすると、ぬかるみにどっぷりハマってしまった車を発見!!
抜け出すのを手伝います。なんと丸1日以上、スタックしたまんまだったとか・・・。
雨が降ると泥沼のようになってしまう砂漠の道。僕らの車がハマらないことを祈ります!
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初めてのゲルで昼食 |
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羊?ヤギ?が遊び友達 |
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モンゴル式焼そば |
走っても走っても地平線は近づかない、ひたすら地平線に向かって、走り続ける。
時折、見かける動物をボケーっと眺めていると、腹が鳴った・・・。
腹減ったゾ・・・。
生ビ「ロヤさん(運転手)、飯は?」
ロヤさん「もうちょっと!」
生ビ「ココで作ろ!!」
ロヤさん「もうちょっと行ったら、ランチだから」
午後の2時頃だっただろうか、ポツンと建ったゲロリに到着した。
どぅーやら、ここで昼飯を頂くようです。なんだ、昼飯は自炊じゃなかったのか?
野菜と肉を炒めた後に、麺を投入して、しばらく蒸し焼きにします。
蓋を開けたら、全体を良く混ぜて完成!!
麺はちょっとボソボソしていますが、日本人にも親しみやすい味でした。
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腹もいっぱいになって再出発! |
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ゴビ仲間と一緒に! |
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バリバリのモンゴルスタイルのおじさん |
お腹も満たされて、ひたすら地平線に向かう旅の再開です!
食べたばっかなんで、ウトウトしてくるんですが、水の流れた後の小さな谷を越えるたびに、大きく跳ね上がるので、おちおち寝てられません・・・。
ちょっとした集落に辿り着きました。
あるんですねー、町が!!
学校のようなモノもあるみたいだし、ガソリンスタンド、小さな商店もあります。僕らの車も給油をしました。
ウランバートルを出発してから、草原の中を地平線に向かってひたすら進むこと、9時間・・・、今夜泊めてもらうゲロリに到着。
今夜は草原の中にポツンと住む家族のゲロリに泊めてもらいます。
初めてのゲルステイに、大はしゃぎ!!
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翌朝撮ったゲロリの写真 |
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意外と広いゲロリの中 |
ウェルカムドリンクは、できたてのヤギか羊の乳のヨーグルト。
羊臭がしました・・・。
ちなみにベッドからも、ゲルからも、枕からも同じ匂いが・・・。
お湯をもらったので、インスタントコーヒーを飲んだんですが、なんだかスモーキー・・・。
なぜ?
お湯がなんだか羊臭なんです。スモーキーコーヒー、結構いいかも!腹痛になりませんよーに。
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首を縛られ、乳を搾られるヤギ達 |
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家族総出でヤギの乳搾り |
一家総動員でヤギの乳搾り、ヤギの首を連ねて縛り上げて、ヒーヒー悲鳴をあげてるトコを片っ端から搾っていきます。
何人かの少年は裸の馬に乗り草原に飛び出してきます。なんだか、カッコいいのー。
ヤギの乳を搾り終わると、囲いの中に入れておいた子ヤギ達を解放します。
子ヤギ達は、ダッシュで母親のおっぱいに突撃!!腹減りすぎ・・・。
そして、ヤギ達は草原へとお散歩&食事をしにいきます。
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乳を搾るお姉ちゃん |
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なかなか絵になるお兄ちゃん |
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モンゴリ君とお父さん |
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ロヤさん、、ちゃんと直してね |
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草原の星空 |
不思議と帰ってくるんですよ、ヤギのヤツら。
首を縛り上げられて、乳を搾り取られて、文字通り搾取されてるわけですが、なんの義理があって自ら帰ってくるのでしょうか?
えさをもらってるわけでもなく、草原で草食べ放題なんですがね・・・。
何かあるんでしょーね、彼らにも利益が。
運転手のロヤさんは、車の修理に忙しいようです。
ゴビ号は出発前から調子が悪く、エンジンのかかりがかなり悪かったのです・・・。ちゃんと直してちょうだい!
この日、陽が暮たれたのは8時半頃、完全に暗くなるのは深夜でした。
そして、満天の星空!!
草原の夜はやることない!!寝ます!
期待した馬乳酒は出ませんでしたが、草原&砂漠ツアー開幕初日終了です!!
そーやー、晩御飯は、昼間と同じモンゴル式焼そばでした・・・。
これしか無いんだろっか・・・。
<砂漠へ!>
6月28日
モンゴルのゲロリはノミが多い、なんて聞いてたんで心配したんですが、バッチり眠れて問題なし!!
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クッキー?硬いパン? |
さてさて、ゲロリで頂く草原の朝食は、いったい?
肉厚のクッキー?のような硬いパン?
当然ですが、羊臭がします・・・。
朝食後の仕事と言えば、打席に立つこと。
ホームランを目指して、モンゴルの草原にて初打席!!
なんだかでっかい景色が気持ち良いので、ドアをめい一杯開けて、打席に立ってやりました。八重樫バリの開き具合、フルオープンです。
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大草原のトイレ |
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出発前に家族とパシャリり |
出発の前に、草原の家族と、ちょっとだけ交流がありました。
この時、ロヤさんだけ、豪華な朝食を食べてるのを見逃しませんでしたよ・・・。
俺らは硬いパンだったのに・・・。
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お姉ちゃんとお散歩 |
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シメが決まりタップ寸前か? |
とっても仲良し家族のようです。
なにも無い草原に家族だけで暮らしてるんだから、仲良くしないと大変ですもんね。
マスコット的存在のモンゴリ君は、フルチンでご機嫌のようです。
お母さんに抱きかかえられたモンゴリ君は、絞めが入ってしまったのか、落ちそうに・・・。
タップ寸前か?
さて出発です!
またも、地平線に向かって、ひたすら進みむ1日!!この日は朝から曇り空です。
正直、壮大なモンゴルの景色にも少し飽きました・・・。二日目にして。
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旅の安全を祈る塚とモンゴル犬のクロ |
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岩山に登りポーズ! |
旅の安全を祈る塚。そして犬のクロ。
モンゴルの犬はガッチリしていて、真っ黒なのが多いです。
まっ平らな世界に岩山が現れたので、登っておきました。平らなのに飽きてたんで・・・。
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トランクで肉を売る肉屋台 |
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メニューはボーズのみ? |
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出来立て!ジューシーなボーズ。 |
お昼に立ち寄った小さな町で昼食を取りました。
昼飯は自炊じゃなかったのか?買い込んだ食糧や調理器具は何のため?
入った食堂では、メニューはなく、モンゴル式ギョーザのボーズを食べろ!というカンジなので、しかたなくボーズ発注!!
美味かった!!
肉汁たっぷりで、プリプリでした!!期待していなかったので、嬉しい!!
うっかり、乾杯しちゃいました!
ウランバートルを出発して、2日目に辿り着いたのは砂漠の中のゲロリ。
激しい夕立の中、ずぶ濡れになって「ぼえーっ!!」と吠えるラクダを見て、 とうとう砂漠に来たんだなと実感!!
ザブザブ雨が降ってますけどね・・・。
滝のような雨の中、ゲロリから出てきて、笑顔の家族が迎えてくれました!
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こんなコブでいいんでしょうか?具合悪い? |
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乳飲みながら小便してます。足がカワイイ♪ |
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ラクダって平和な顔してます |
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雨上がりのお散歩 |
雨が上がった後に、ラクダをチェック!!
大事なコブがぐんにゃり曲がってましたが、ダイジョブなんでしょうか?!
水不足かな?
とんでもない集中豪雨でしたが、雨が上がった後は、グングン晴れてきました。
ラクダのお散歩について行ったんですが、ヤツラ意外と足が速く、マカれてしまいました・・・。
ラクダにマカレた後は、することがないゾ・・・。
ということで、カレーを作ってみることにしました。
どぅーせ、飯はモンゴル焼そばなんだろうし、買い込んだ食糧を使わないのも、もったいないし!
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お気に入りのぬいぐるみと |
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折り紙でナンパを開始 |
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鶴が出来上がってニッコリ♪ |
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ナンパ成功!!ガッツポーズ! |
カレーを煮込んでる間に、長女を折り紙でナンパ。
興味を持ちながらも
「何してんだ?」
という顔で覗き込まれて、あまりリアクションが良くないので、ひょっとして空振りか?と不安に・・・。
プゥーっと息を吹き込み、鶴が完成した瞬間、ニッコリ!!
とんでもない笑顔頂きました!
驚きと興奮の笑顔です!!
バッチリ大成功!!
鶴を持って、ガッツポーズでパシャリリ!!
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ラクダ乳酒に挑戦! |
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モンゴルチャーハン |
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カレーモンゴルチャーハン |
晩御飯は、いつものモンゴル式焼そばじゃなくて、モンゴル式チャーハンでした。
具はにんじん、じゃがいも、羊?ヤギ?なかなか美味しいです!
カレーも作っちゃったんで、カレーチャーハン頂きました。日蒙合作です!!
ここでも、馬乳酒ちょーだいっ!!と催促。
しかし、出てきたのはラクダ乳酒でした。
アルコール分はほとんど無くて、ヨーグルトというカンジ。
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朝はやっぱりコレか。 |
少し舌にピリピリくるような刺激があり、酸味が爽やかなお酒でした。
<恐竜だっ!>
6月29日
ゴビ砂漠に出て3日目。
砂漠の朝食は、やはりクッキーのようなパン。
これじゃ寂しいので、昨日の残りのカレーを使って、カレーウドンを作りました!!
そして、バット(トイレットペーパー)を持って、打席へ!!
ここのトイレは、大きな穴を掘った上に、2枚の細い板を渡した、なんとも不安定な構造・・・。
申し訳ない程度に低い囲いが作ってあります。
バランスを崩して、地獄へダイブ!ということになっては、イケないので、そこら辺で済ませました。そこら辺で・・・。
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棒が刺さってますが、鼻の穴ってこういう構造でいいんでしたっけ? |
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斜めの陣形でユッサユッサと砂漠を進む |
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みんなでラクダとパシャリリ! |
朝の仕事を済ませた後は、飛び切りいい天気だったので、 ラクダに乗せてもらいました!!
バヤンザックは、世界で最初に恐竜の卵の化石が発掘されたことで有名だそうで、ニコニコお父さんは 「恐竜見せてやるぞ!」 と意気込んでいます。
一緒に参加した日本人5人チームで、ラクダ乗りに挑戦!!
それぞれのラクダが紐でコブを結ばれているので、6匹のラクダが斜めに並んで、砂漠の中をユッサユッサとゆっくり進んでいきます。
左足のつま先が、ひとつ前のラクダのケツの穴にちょうど刺さりそうなポジションにあるので、常に危険と隣り合わせ!!
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恐竜の化石を掘り出すお父さん |
緊張感のあるラクダ乗りとなりました。
ちょっとした丘を越えたトコで、ラクダを降りる。
「えっ!こんだけ?」
ずいぶんと早く目的地に着いたもんだなー。
お父さんがしゃがんで何かしてます。
「なになに?」
土を少し掘り返すと、ビニール袋で保護された土。タダの土。
ビニールをどかすと、なんだか怪しげな形。
お父さん「恐竜だ!!」
生ビ「えっ!ホントに?」
恐竜の化石には、かなりの疑惑が残りましたが、お父さんの笑顔が気持ちいいいので、細かいことは気にしない。
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お世話になったゲロリ |
丘を越えて戻ったトコに、足元に転がっていたヤギかラクダか牛の骨。
お父さん「恐竜だっ!」
生ビ「ウソつけっ!!」
その後にも、同じような骨が転がってたので、
「お父さん、アレも恐竜?」 って聞いてみると、
お父さん「そうだっ!」
生ビ「ウソつけっ!!」
<ゴビ砂漠で遭難?!>
ラクダ乗りと恐竜?を楽しんだ後は、今日も砂漠の中をひたすら地平線に向かって走り続けます。
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気持ちのいい丘に羊が休んでいました |
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車の陰でサンドウィッチの昼食 |
朝から天気は上々で、気持ちのいい丘があったので、1休憩。
眺めも良いし、気持ちのいい場所なので、お昼ご飯!!サンドウィッチ!!
昼食後もひたすら走ります!相変わらずです!
出発当初からエンジンのかかりが悪かったんですが、とうとうエンジンがかからなくなってしまいました!!
ロヤさんが、エンジンルームを覗き込んで一生懸命修理します。
なんだか、雲行きまで怪しくなってきました。いつのまにか、雲が広がっていました。
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エンジンルームを覗き込むロヤさん |
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こんな何もないトコでエンコ・・・。 |
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とうとう車を押すハメに・・・。 |
しょうがないので押しがけっ!!
押すのは俺らだ!!
小雨のぱらつくゴビ砂漠でワゴンを押す押すっ!!
やっとこかかったエンジンは、残念ながらすぐ止まってしまう・・・。
ゴビ砂漠で遭難かしら?
なんとか直そうとガムバル運転手のロヤさん!!
悪戦苦闘しているところに、同じ系列のクルマが通りかかって、仲間のドライバー二人がかりでエンジンとにらめっこ。
ジープに引っ張ってもらって、エンジンはかかるものの、すぐ止まってしまう・・・。
1時間以上経っただろうか?
なんか部品を交換したのかな?
急にエンジンのかかりが良くなり復活!!
行くどーぅいっ!!
ガンガン飛ばすロヤさん。
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両前輪をつなぐ棒が外れた・・・。 |
調子よく飛ばしてたところ、突然、ガコーンっ!とガタぼこ道で跳ね上がった後、車が右によろよろとスライドして停止・・・。
「今度は何?」
と外に下りると、右前輪があさっての方向を向いてました。
どうやら、両前輪を繋いで、舵を取っている棒が外れたようです・・・。
こんなことってあるんですかね?
「こりゃー、いよいよヤバイかな?」
ちょっと心配していたんですが、ロヤさんは落ち着いていて、15分ほどで応急処置をして再出発できちゃいました。
コリャあったね、前にも同じことが・・・。
なんやかんやとあって長い1日になりましたが、無事砂丘のゲロリに到着です!!
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無事砂丘のゲロリに到着 |
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このゲロリは明るくて広々 |
<ゴビ砂漠でデビュー!>
ゴビ砂漠の南の奥の果て、中国との間の山脈の手前に、東西に砂丘が伸びています。
天気はあいにく、曇り空。
黄金に輝く砂丘が見たかったんですが、残念・・・。
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ゲロリから見える大砂丘 |
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キレイに波打って模様を作っています |
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モンゴル式チャーハン |
ゲロリに荷物を降ろして、一息ついたら、晩御飯が運ばれてきました!!
モンゴル式チャーハンです。
夜は焼そばかチャーハン、朝は硬いパンというパターンが見えてきました。
晩御飯を食べても、日没まではまだまだ時間があるわけで、せっかくなので砂丘を制覇しておこう!!
ゲロリからブッシュ地帯を抜けて、サラサラの砂丘を目指します!
しかし、この地形、砂丘までどれだけ離れてるんだか、サッパリわからん。
結構、遠い気が・・・。
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なんと川が流れてました |
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川を越えると砂丘の前にモコモコ草地帯 |
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砂丘と傘 |
ゲロリを出発して、砂のコブとブッシュがぼこぼこと広がる地帯に踏み込む。
コブが思ったよりも大きくて、コブを登ったり、コブの間を縫うように進んでいきます。
コブ地帯を越えると、驚いたことに川が流れています!!
ズボンを捲り上げて、川越え!
川を越えると、砂丘の前に、ふかふかモコモコの草原地帯が広がっていました。
キレイに波打っている濃密な草原地帯です。
砂丘のすぐ脇に不思議ですねー!!
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砂丘に辿り着きました |
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夕陽に照らされて起伏がキレイ |
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とんでもない形の骨発見!悪魔? |
そして、とうとう砂丘に到着!!
結局、1時間以上歩いたんじゃないだろっか。
キレイですねー!!
自然の作り出した曲線が何重にも重なって、夕陽で輝いちゃって!!
砂丘でとんでもない形の骨発見!!こんなカッコいい角持ってるヤツいたっけ?悪魔?
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強引にビーチ気分を味わおうとしたんですが・・・。 |
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ゴビ砂漠でゴブ刈り!? |
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砂丘から見た夕陽 |
持参した海パンに着替え、水中メガネをつけて、砂丘の上で平泳ぎをするというワケのわからんことに挑戦しました・・・。
なんてこと無かったです・・・。
さらには、散髪!!
旅仲間のシンペーさんと一緒にゴビ砂漠でゴブ刈り・・・。
なんだか勢いづいて、人生初のモヒカンにしちまいました!!
夕陽に照らされて、地肌が黄金に!!染まらず・・・。
風がハンパなく強く凍えたのでオススメできません・・・。
<むむ、鈴カステラ?>
砂丘でのモヒカンツアーからゲロリへの帰り道のことです、なにやら枯れ枝の塊のようなモノが、ボクの左前を転がっていった。
「む、何いまの?」
と、見てみると茶色のトゲトゲのボールが草の陰に・・・。
近づいてみると、草の中に隠れようとするボール。
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針のボールを発見!! |
「ワーっ!ハリネズミだっ!!」
すぐにみんなが集まってきて、囲んで覗き込む!
「おーっ!!おーっ!!」
カメラを草に突っ込んだり、草の外におびき出したり、あの手この手で写真を撮ろうと悪戦苦闘・・・。
女友達「触れるかもしれない!」
生ビ「なにっ?!」
どぅーして、いきなりそんな結論に辿り着いたのか、サッパリわかんねーゾ・・・。
「触ってみたいっ!!」ってのが、他のなにより勝ってしまったんだろかね?
相変わらず、女の子の度胸と好奇心には驚かされるゼ・・・。
臆病者のワタシにとっては、ハリネズミなんていったら、全身凶器の恐ろしい動物っ!!
なんせ体中ハリなんだから!!
鉄壁のディフェンスかつ攻撃!!
「触るモノ皆ケガするゼっ!!」ですよ。
ヘタすりゃ、ハリの先から毒でも出てくるんじゃないかとまで思ってる始末・・・。
へタレにも程があるね・・・。
持ち上げようとする女友達と、遠巻きに囲んで棒で突くのが精一杯の男性陣・・・。
男達は逃がさないように囲みながらも、自分のほうに来ると 「うわっ!!」 なんてビビリまくり・・・。
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捕獲されたハリネズミ。お腹はふっかふかだった。 |
そして、とうとう!!
捕獲っ!(女の子がね)
鉄壁のディフェンスが破れた!
すげーっ!!ハリネズミ持ち上げたっ!!
鉄壁のディフェンスを破ったっ!!
ハリの面目丸つぶれですよっ!コレはっ!
しかも、オマエ、腹の方はフッカフカのふぁーふぁっじゃないですか!!
ハリなんか出して、強がっちゃってー。
でも触れない。
怖くて・・・。
「油断させてガブっ!!」て、するようなカオじゃないけどねー。
こんな砂漠のど真ん中に住むハリネズミ君。
人間に見つけられたことなんかあるのかな?
それが、人間4人に囲まれて、「なんだコイツー?!オラオラー。」 なんて棒で突かれたりして・・・。
終いには、鉄壁のディフェンス破られて、持ち上げられて、 見られてはいけないゾーンまで見られちゃって・・・。
とんでもない日になっちゃったね・・・。
あまりのストレスに寿命縮んじゃったかもナー・・・。
ストレスで、円形脱毛症になっちゃったりしてネ・・・。
悪いけど、オレ見てみたいなー、円形脱毛症のハリネズミ。
マヌケだろーなー。 |
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ゴビ砂漠縦断ふむふむツアー!!後編 (2008.6.25〜7.4) |
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地平線は近づかない・・・ |
<1歩前に出て後方確認>
6月30日
朝食はいつもどおり、硬いパン。
もう、分かっていたので、インスタントラーメンを使って、朝からキムチラーメンを作って食べた。
砂丘手前で打席に立ったときのことです。
ホームランを打った後、ケツを吹こうとした瞬間のことです。
自分のブツに指が刺さりました・・・。
「ぎゃああーっ!!」という悲鳴はゴビ砂漠の風にかき消されましたが・・・。
貴重なバット(トイレットペーパー)で、指を必要以上に磨き上げる生ビ・・・。
草原や砂漠で打席に立つときは、打ったら1歩前に出て後方確認必要です。
<ナキネズミの谷>
この日は、ゴビ砂漠の砂丘から、雪が残るという谷に向かう。
いつものように、限りなく続く地平線に向かって、延々と進んでいくと急に目の前に谷が現れた。
我々の乗っているワゴンはその谷に降りていく・・・。
「わー、ロヤさーん!!」
道はタダの谷底・・・。
両側にそびえる山の合間を進んでいく!
ワゴン一台がやっと通れるような狭い谷の部分もギリギリで通っていく・・・。
すごいなー!!
日本だったら通行禁止だよ。
このツアーは、草原に砂漠、山に崖とホントに変化に富む。
これで1日30ドルいかないんだからお得です。
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まんまるでカワイイ♪ |
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巣穴から出て周りの様子を窺う |
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ナキネズミの谷 |
ツアー当初からも見かけましたが、このアイスバレーにはナキネズミがめちゃくちゃ生息してます。
我々のワゴン車が近づいてくるのに気づくと、
「うわっ!やべーっ!やべーっ!!」
って言って、慌てて巣穴に逃げ込んでゆくナキネズミのお尻をアチコチに見かけます。
息を殺して、気配を消して、ナキネズミが巣穴からカオを出すところを狙いました。
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ブラシにまたがり上機嫌 |
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きれいな谷の間を進む! |
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アイスバレーの風景 |
ゴビ号から馬に乗り換えて、雪が残る谷の奥を目指す!!
僕の乗る馬は、モヒカン部分が剛毛でブラシのように立派なので、ブラシと名づけました。
さあ、ブラシ出発!!
「いででっ!!痛っ!いたたたたっ!!」
「ブラシ、走らないでっ!」
すごい振動!!ケツ骨折です・・・。
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いやー、風前の灯ですねー |
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残雪を眺めていた兄弟 |
おおー、雪だ!
ちょっとだ!!
こりゃー、あと1週間遅かったら、無かったな・・・。
元の場所に帰ってくる頃になって、やっと慣れてきたのか、それほどおケツも痛くないように乗れるようになってきました。
<シャワーに電気>
ダランザドガドでリフレッシュ
1週間のゴビ砂漠ふむふむツアー、宿泊は全てゲロリ(ゲルのことね)なので、 当然シャワー無し!電気無し!!
たまに、裸電球が1個下がっているゲロリもありますが・・・。
ウランバートルを出て4日目、アイスバレーに寄って、ゴビ砂漠南部の主要都市ダランザドガドに到着!!
シャワー浴びよう!!
ネットしよう!!
町に出て酒飲もう!!
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電気のあるゲロリ |
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シャワー屋さんですっきり! |
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親切なセクシーおじさん |
ホテルかゲストハウスにでも泊まるのかと思っていたんですが、到着したのはまたもゲロリ・・・。
シャワーもネットも無いよ・・・。
みんなデジカメのバッテリーが無くなっていたので、代わりばんこで充電だけしましたが・・・。
シャワーは、町に出て、有料シャワー屋さんで浴びる!!
いやー、爽快爽快!!
そして次は、ビール!!ビール!!急いで!急いでっ!!
町を歩く人に、飯食うトコないかい?ビール飲むトコないかい?と聞く。
すると、優しいモンゴル人のセクシー衣装のおじさんは、
「コッチコッチ」と先導して連れて行ってくれて!
セクシーおじさんの優しさに感謝ってことで、
「一緒に飲もうぜ!」と無理やり席に座らせちゃった・・・。
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モンゴル飲み会の様子 |
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なんとか会話を! |
メニューもさっぱり分からないんですが、そこはモンゴル人の優しさ!
英語を話せる若者を連れてきたり、さらには日本語喋れるオネエサンを見つけてきたりとお世話していただいたおかげで、美味しいビールを堪能してしまいました!!
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またもモンゴル式やきそば |
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定番のボーズ |
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この煮込みは美味しかった! |
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相変わらず延々と走ります |
<ナイスゲロリステイ>
7月1日
ダランザドガドでリフレッシュした次の日、軽く昨夜の疲れを残しながら出発!
この日は、特にイベントも無く、みんなウトウトしながら、ゴビ号は進んでいきます。
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野菜たっぷりで美味! |
途中の町の食堂で昼ごはんを頂きます。
この日は具沢山のスープ。これは美味しかった!!同じ食事に飽きてたのでナイスです。
そして、この日は早々と宿に到着!!
早っ!手抜きじゃない?
しかし、宿に何組かのツアーグループが泊まっていて、十分なスペースがない・・・。
それでも「ダイジョウブ!!」と言って、強引に泊めようとする。
なんだか、珍しくツーリスティックなカンジ。
「やだ!どっか他にないの?」
1km程離れたトコにあるゲロリに連れて行ってもらいました。
そして、このゴビ砂漠ツアーで最高の家族のゲロリにステイすることができました。
家族構成は良く分からないんですが、純粋でカワイらしい子供たちと、ちっちゃいヤギ、ネコのいる砂漠の家族です。
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寄り添う家族の間に割り込みました! |
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ヒマですねぇ・・・。 |
普段はこの家族が使っているであろうゲロリのひとつに泊めてもらいました。
他のゲロリは、観光客が宿泊する時のために、トイレの小屋を作っていたり、囲いを作っていたりするんですが、ココはそんなの見当たらない。
「トイレは?」と聞くと、「どこでもどうぞ!」ということでした。
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捕まえた!! |
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ゴロニャンっ♪ |
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部屋にあったのでかってに・・・ |
シンペー君と追い掛け回して、意外に簡単に捕まってしまったお茶目なコヤギ ユキ(勝手に命名)。
砂漠の割には、毛並みがきれいなネコ夫。
泊めてもらったゲロリは、普段は家族が使っているようで、モンゴル服がかけてあったので、うっかり拝借して記念撮影だけさせてもらっちゃいました。
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ゴビ砂漠バレー大会 |
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おばあちゃんとチビは見学 |
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ニコニコ球拾い娘 |
晩御飯の後は、みんなで輪になってバレーボール!!
他に遊ぶこともないので、3時間くらいぶっ続けでやってました・・・。
ボクは30分くらいでリタイヤしましたけど・・・。
遠くに転がっていってしまったボールに、最高の笑顔で飛びつくタマ拾いの女の子は、とても楽しそうでずっとニコニコ。
ボクとシンペーさんは、球拾い娘に恋をしてしまいました・・・。
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ウォッカで乾杯! |
昨夜の宴会で味をしめたのか、買っておいたウォッカで乾杯!!
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朝食のモンゴル式揚げパン |
<砂漠の村のナーダムを襲撃!>
7月2日
モンゴルのお祭りナーダム。
首都ウランバートルで行われる最大のナーダムは7月11日からだそうで、旅の日程上諦めていました・・・。
が、昨日通り過ぎた町では、今日、明日とナーダムだという!!
運転手のロヤさんにお願いして、少し引き返してもらって、半日だけナーダムを見物できることになりました!
ラッチー!ラッチーっ!!
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女の子も参加 |
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なんだかサマになってます |
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素敵な衣装のモンゴル娘 |
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いよいよスタート! |
ナーダムのメインイベントのひとつ、子供たちによる競馬。
モンゴルのガキんちょ達は、馬の扱いに慣れまくり!!
お祭りなので、お菓子などを売る屋台が出てるんですが、その屋台の前に3,4人の少年達が馬で乗り付けてきます・・・。
かっこいいぞ!!
開会式では、演歌歌手のようなオジサンと、きれいな衣装の女性達が代わる代わる美声を披露します。
そして、いよいよ競馬スタート!!
ものすごい勢いで、砂煙と共に、砂漠の果てに消えていきました。
ガムばれー!!
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試合前のコミカルダンス |
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衣装もおもしろい |
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審判に帽子を預けます |
ナーダムの最大の見ものと言えば、モンゴル相撲!!
鍛え抜かれた男達が、爆笑モノのコミカルな衣装に身を包んで戦います!!
試合前には、両腕を大きく広げて、おケツを突き出すようなカンジで、ユラユラと踊ります。
試合は次々と進められていきます。
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鍛え上げられた肉体 |
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にらみ合いが続くことも |
手のひらをついてもいいというモンゴル相撲。土俵も無いので、日本の相撲とはだいぶ様子が違います。
引き技を使ったり、足を取ったりという攻撃が多いみたい。
ガリガリですが、相撲に少しばかり自信のある生ビ。
ヒザに爆弾を抱えてなければ(言い訳)、飛び入りで参加して、軽く転がしてやるとこですが・・・。
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モンゴル式揚げ餃子のお店 |
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大繁盛!!どんどん揚げていきます! |
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揚げたて熱々の揚げ餃子 |
ひとしきり、モンゴル相撲を観戦したらば、なんだか腹が減ってきました・・・。
モンゴル餃子の屋台ゲルに連れて行ってもらって、揚げたてのモンゴル餃子を頂きます。人気店なのか、他に食べるところが無いのか、大繁盛でだいぶ待たされました。
ちょっと脂っこい揚げ餃子をほうばっていると、
ロヤさん「馬が来る!!ゴールに見に行くよ!!」
えーっ、今まで走ってたのね・・・。
申し訳ないけど、すっかり忘れちゃってましたよ。競馬・・・。
子供達の競馬は超長距離!!
スタートしてから、2、3時間経ったころ、砂漠の地平線に砂煙が上がってきます。
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遠くから砂煙をあげてトップ集団が帰ってきました |
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もうバテバテでほとんど歩いてます・・・。 |
中には、トボトボと歩いてゴールに向かう、ヨボヨボに疲れた馬を、びしびしムチで叩きまくる子供もいます。
さて、今日は予定外のナーダム見物をこなしたので、時間が押しています。
ロヤさん、いつも以上に飛ばします!!夕暮れ直前、岩山の見える荒涼とした場所にあるゲロリに到着です。
<さらばゴビ!>
7月3日
1週間のモンゴルゴビ砂漠ふむふむツアーが終了した。
最終日のこの日は、泊めてもらったゲロリからまっすぐウランバートルへ帰るだけ。
走っても走っても地平線、何度も何度も止まったクルマ、素朴な家族と過ごせるゲロリステイ、谷底を走って辿り着いた雪の残骸、馬にラクダ、モンゴル相撲、などなど。
盛りだくさんのツアーで大満足!!
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おそろいのポーズ! |
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チームゴビ!! |
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最終日 昼食休憩で出会った双子ちゃん |
首都ウランバートルでは、選挙後に大規模な暴動があったようですが、砂漠にいた僕らはバッチリモンゴルを楽しむことが出来ました。
そーいやー、モンゴル名物の馬乳酒飲んでません・・・。
ドコに言っても見かけませんが・・・。
ラクダ乳酒なら、砂漠のゲルで飲んだんですけどねー。
<中国へ>
7月4日
ゴビツアーからウランバートルに戻った翌日、ウランバートルから北京へ向かう国際列車に乗り込む!!
北京まで30時間。暇との戦いだ!!
途中、天井の穴からモクモクと煙が噴出してくるハプニングがあったが、他にはコレといって何も無く・・・。
モクモク出てたのは、砂煙のようでした・・・。
ヒマだよー!ヒマだよー!と、中国側国境二連でビールを飲むことだけを、楽しみにひたすら待つ。
モンゴルと中国とでレールの幅が違うので、モンゴル入国時と同様、国境の町で列車の車輪を交換しなくてはいけないんです。
その作業に3時間くらいかかるもんで、一旦休憩&下車できるわけです!
と思ってたんですが・・・。
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車輪交換用のガレージ |
列車は客を乗せたままガレージへ入っちゃった・・・。
客を乗せたまま、前後に行ったり来たりして、「ガシャーンっ!!」と轟音を立てて、客車を切り離したり、なんだり・・・。
客を乗せたままやる作業だろうか?
結構ゆれるんで、危うくベッドから落ちそうになったり・・・。
結局、約3時間、ガシャーンっ!!ガシャーンっ!!に絶え続け、ビール無しで出発しました・・・。
ビールっ・・・。
モンゴルを後にした僕は、この後シルクロードをひたすら西に移動します!! |
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